話題の映画『おっぱいバレー』を観てきました。
当初は『レッドクリフPartⅡ』を観るつもりにしていたのですが、前日の深夜にTVで
①描かれる時代はズバリ1979年の夏
②舞台は北九州のとある中学校
③全編に当時のヒット曲が流れる
という予告編を観てしまい、一瞬で心変わりをしました。
1979年の夏といえば、ちょうど自分も中学2年生。
そう、まさに自分の青春時代にストライクの映画だったからです(゚∀゚)
まさにおバカ真っ盛りだったあの頃のキモチをもう一度思いだしたくて、
はりきって観にいってきました
主に日本テレビ系の番組で、連日特集をしたり予告編を流したりしていますので、
大まかなストーリーは皆さん既にご存知だと思いますが・・・
『馬鹿部』と揶揄された駄目な男子バレー部が、新任の美人教師に
『今度の試合で1勝したら、先生のおっぱいを見せて下さい!』
という馬鹿なお願いをうやむやのうちに了承させ、夢の実現に向けてがむしゃらに
がんばって、少しずつ成長していく・・・
というストーリーです。
恥ずかしくも懐かしい、セピア色の記憶がよみがえる気がしますね(゚ー゚)

こんなヤツらとともに過ごした時代・・・(・∀・)
『アリ』か『ナシ』かで意見が分かれる所だと思いますが、私には『アリ』でした。
子供の頃に自分が遊んでいたような埠頭の倉庫に、同じように集まる子供たち。
ばかばかしくてホロ苦い、青春の日々への憧憬。
そして、スクリーン狭しとハジケまわる登場人物たちと、場面にベストマッチした
懐かしいヒット曲の数々ψ(`∇´)ψ
特にオープニングの『渚のシンドバッド』にのせた【エアおっぱい実験】には、
いきなり会場中が大爆笑でした(^Д^)
あの頃どこにでもあった、一杯のみ専門の酒屋さんや港の狭い食堂で、
主人公たちが呑んだり食べたり、作戦会議をしたりと、さりげなく当時を
描いているところも良かったです
また、ちょうど20歳くらいの頃によく遊んでいた、古い北九州の町並みが
そこかしこに広がっているのも、とっても懐かしかったです。
まさに『青春ノスタルジア』という感じで、大満足でした( ̄▽ ̄)
主人公役の綾瀬はるかさんが、また実にスバラシイ( ̄▽ ̄)
ちょっと天然そうで、頼まれると断れなさそうで、でも芯が強そうで(゚ー゚)
「彼女がいたからこの映画が出来た」と、監督に言わせるだけのことはあります。
コロリとファンになってしまいました(・∀・)
後でオフィシャルサイトをのぞいて知ったことですが、今回の撮影には
【北九州市】や【北九州フィルムコミッション】をはじめとする、多くの公的機関が
全面バックアップをしてくれたそうです。素晴らしいことですね。
もう一つ、周辺住民の協力の下、町並みの撮影時はあたりを封鎖して行う
ことが多かったそうですが、町の風景にはほとんど手を加えていないそうです。
これはにわかには信じがたかったのですが、今も現存する『当時を思わせる景色』
をそのまま使うことが、作品的にもそして予算的にも大きいことだったのですね。
羽住監督以下、羽住組と主要キャストは約1ヶ月も北九州で合宿をしながら
撮影に臨んだそうですが、その間に生まれる連帯感と、少年たちのめまぐるしい
成長が、作品に素晴らしい影響を与えたそうです。
なんか、いいですね(*゚∀゚)=3
もう一度、今度はA4組で出かけて、大笑いしながら観たいモノです (ノ∀`)・゚・。
あと、同い年の星☆仲村トオルさんが、最高にイイ味を出していました(*^ー゚)b
ストーリーそっちのけで、懐かしさにばかり浸っていますが、お話も秀逸。
バカバカしい展開の中にも、熱いモノがこみ上げてくる友情の話やホロリとさせる
エピソードまで、様々なエッセンスが散りばめてあるあたり、さすが人気作の映画化
といったトコロですね。
ちょっと疲れた時やキモチが上向かない時に観ると、確実に元気をもらえる作品
だと思います。特に、同世代の方々には是非ともオススメしたい1本です(^Д^)
オフィシャルサイト内にある玉山鉄二さんのレビューが、我々の気持ちを代弁
してくれています。素晴らしいコメントですから、最後にご紹介しておきます。
非常にいい意味でバカげた映画だけど
なんか、気が大きくなって、何でも出来るような気がした。
動機は不純であれ、目標を立てることは大切だと改めて感じました。
「ナイス!おっぱい!!」
オフィシャルサイトには、作品の情報以外にもお楽しみが満載です。
ホントに楽しめるので、ぜひご覧下さいね。
いっぱい連呼すると、あの言葉も恥ずかしくなくなってきました。
不思議ですね ヘ(゚∀゚ヘ)

ナイス!おっぱい!!(・∀・)